悲しみに満ちたアース神たちが、バルドルの死を受け入れ始めた頃、
海神エーギルは醸造した酒を振る舞うために、神々を館に招きました。
その宴で酒が入ったロキは・・・
さて、この新しい酒を飲むための晩餐会では、
トールは、巨人退治の旅に出ていて、
残念なことに、出ることは叶いませんでした。
しかし神々の王オーディンと妻のフレッガが
トールの妻のシーフを案内して、一緒にやってきました。
またブラギとその妻のイズーナも共に来ました。
それからロキの息子の大狼フェンリルに、
片腕を咬み切られてしまった、片腕のチュール。
そしてヴァン神のニヨルドと、その妻で巨人の娘スカジ。
それとニヨルドの子供たちの、フレイとフレイヤ。
フレイとフレイヤは、
それぞれ召使いを1人ずつ、連れてきておりました。
それにオーディンの息子、無言の神ヴィーダルもおります。
それだけではありません。
続々と酒が大好きなアースの神々や、
キラキラと輝きを放つ妖精たちも、
ここ海の神の島、フレスエイ島の館へと集まってきました。
そして客たちが長椅子に座ると、エーギルの2人の召使い、
フィマフェング(手際の良い男)と、エルディル(火の男)は、
客たちの間を、忙しく動き回るのでした。
魔法がかかったグラスは、
ビールを飲み干し中が空になると、
ひとりでにビールが、溢れんばかりに溜まるのです。
エーギルの館の客たちも、海神エーギルも、その妻も、
皆がほろ酔い気分です。
今やこの場所は、楽しいざわめきに包まれた、
平和な社交場となっておりました。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪
おしまいっ
