愛しい息子の死が、どうしても避けられないと知った母フレッガ。
フレッガは何としても、息子の死を避けるために、
世界中の全ての動植物、そして形なす物、姿無き者に至る全てのものに
息子の命を奪わないことを誓わせたのですが・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』    前回の記事 『バルドルの死 27』





女の巨人ヒュロッキンは、

大きな荒々しい狼に跨って、やってきました。

そしてその狼の手綱には、毒蛇が使われていたのです。



狼が止まると、ヒュロッキンは飛び降りました。



オーディンは、それを見ると直ぐに、

荒々しい狂暴戦士、ベルセルクの4人を呼び出しました。

そしてこの狂暴な4人の戦士たちに、

巨大な狼と毒蛇を見張らせたのです。



動物の皮を被ったベルセルクたちを見た狼は、怒り出し、

目から炎を噴き出しながら、唸り始めました。



ベルセルクたちは、この狼を黙らせようと、

毒蛇の手綱を掴みました。

ところが毒蛇は、うねるので、上手くつかめず、

狼を力でねじ伏せようとしても、

ベルセルク達は、抑え込めません。



狼は、そんな不意を突いて自由になろうと暴れます。

毒蛇の手綱を持っているベルセルクたちを振りほどこうと、

右に、左に、全身を大きく振りまくるのです。



そうこうしている内に、今度は狂暴なベルセルクたちも

怒りで我を忘れてしまったのです。

怒りに任せ、こん棒の様な太い腕で、

4人は、次々と狼と、毒蛇を殴りつけたのです。



狼と毒蛇は、力尽き、砂の上で倒れたのです。




ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪

おしまいっ
ペタしてね