愛しい息子の死が、どうしても避けられないと知った母フレッガ。
フレッガは何としても、息子の死を避けるために、
世界中の全ての動植物、そして形なす物、姿無き者に至る全てのものに
息子の命を奪わないことを誓わせたのですが・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』    前回の記事 『バルドルの死 1』





バルドルの母フレッガは、

アースガルドの全ての神々と、全ての女神に

相談をしました。



バルドルが死に瀕していると。

しかも何者かに、殺される定めだと、

彼女は皆に伝えたのです。



ただフレッガは、この時あえて

バルドルを殺す相手が、彼の兄弟のヘズだと云う事だけは、

皆には話をしませんでした。



それ以外の解った事だけを、

ここに集まった全ての神々と、女神たちに伝えたのでした。

そしてその場にいた全員で、話し合ったのです。



バルドルを何としても、助けるのだ。』



『愛するバルドルを、

 殺すことが出来ない様にすればいいのだ。』



『不慮の事故が、決して起きぬようにするのだ。』



『ならば何ものも、皆の愛するバルドルに、

 手傷を負わしたり、病の床に臥す事を

 出来無くさせればよいのだ。』



そう様々な意見が出た時、



『では、誰が傷つけると云うのです。』



フレッガは、皆に訊ねたのです。

神々は、不慮の死の原因になりそうな

大地のもの、海のもの、空のものの名を、

次々 あげてみたのでした。




ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪

おしまいっ
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