オーディンとヘーニル、そしてロキの3人は連立って旅へと出発しました。
旅の途中、3人は川の岩場で、大きな鮭を捕まえたカワウソを発見します。
ロキは、美味しい食事の為に、石を投げ付けカワウソを仕留め、
カワウソと、鮭の両方を手に入れたのです。 しかし・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『オッタルへの償い 16』
小人のアンドヴァリから、無理やり指輪を奪い、
自分の子指に、黄金の指輪をはめたロキは、
黄金の宝を詰め込んだ2つの袋を、
右の肩と、左の肩に1つずつ担ぎました。
そして、鍛冶場の戸口に歩き出した時
『その指輪を持って行け!
その指輪と黄金に今、呪いをかけてやる!
その指輪を所有する者と、
その黄金の指輪から生まれた、黄金を所有する者は、
未来永劫、全ての者が滅ぼされるがいい!!』
と、小人は大声でわめき散らしたのでした。
するとロキは、
『ふふふ。それは益々、結構な事で。』
と、笑ってアンドヴァリを振り返って見たのです。
『誰も、私の黄金で、富も喜びも得られはしないのさ!』
アンドヴァリは、再び叫びました。
『もし俺が、この黄金を手に入れる者に、
今のお前の言葉を繰り返し伝えたら、
アンドヴァリよ、
お前の架けた呪いは、
すっかり そいつに譲り渡すことになるだろうよ。』
ロキは笑いながら、小人の吐く呪いを聞きながら、
黒魔術を使う小人たちの世界から
ミッドガルドへと向かって歩き出したのでした。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪
おしまいっ
