オーディンとヘーニル、そしてロキの3人は連立って旅へと出発しました。
旅の途中、3人は川の岩場で、大きな鮭を捕まえたカワウソを発見します。
ロキは、美味しい食事の為に、石を投げ付けカワウソを仕留め、
カワウソと、鮭の両方を手に入れたのです。 しかし・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『オッタルへの償い 11』
海神の島から走り去ったロキは、
少し離れた場所で、再び走るのをやめ、
ノンビリと歩き出したのです。
そして黒魔術を使う小人の世界へと、向かったのです。
やがて、そこに行くための入口の穴を見付けたロキは、
地下へと降りて行きました。
ぽたぽたと垂れるしずくを避けながら、
ロキは地下道を用心しながら、降り進みました。
さらに地底深くに降りて行くと、中はまるで迷路のようです。
その迷路の中をロキは、ひたすら歩み続けると、
やがてそこには、広い空間が現れたのです。
この広い洞窟の天井は、
何か所も下から突き出た、太い岩の柱で支えられています。
空間の隅の方は、薄暗いのですが、
真ん中は、どこから光がさすのか、
わずかな光が入り、ぼんやりと明るいのです。
やがて薄暗さに目が慣れて来たロキは、
その空間の中央にある大きな池を見つめました。
池の水は、何処から流れて来て、何処へ流れて行くのか、
溢れている水は、たいそう澄んで清らかなのです。
その池を見付けたロキは、
ラーンから借りてきた魔法の「溺死の網」を広げると、
池の中に投げ入れたのです。
池の底のもの全てを浚(さら)ってから、
ゆっくりと網を引きあげたのです。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪
おしまいっ
