オーディンとヘーニル、そしてロキの3人は連立って旅へと出発しました。
旅の途中、3人は川の岩場で、大きな鮭を捕まえたカワウソを発見します。
ロキは、美味しい食事の為に、石を投げ付けカワウソを仕留め、
カワウソと、鮭の両方を手に入れたのです。 しかし・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』    前回の記事 『ロドファヴニルの歌(終)6』





長く厳しかった冬は、徐々にその勢力を弱め始めました。

明るい昼間の時間を長くするために、

太陽」の戦車を引く雄馬の、

アルヴァク(早起き)と、アルスヴィド(強靭な足)は、

毎朝、少しずつ早起きになっておりました。



空気もどんどん温まり、冷たく美しい真っ白な雪も、

ミッドガルドの平原や谷から少しずつ遠ざかり、

やがて消えて無くなって行くのでした。



雪が去り、朝が早くなると、小鳥たちは楽しげに歌い、

その喜びの歌に導かれるよう、

動物たちは、明るい季節を喜び、舞い踊るのです。



そんな中、オーディンロキ、そしてヘーニルは、

世界中を旅したい気持ちでいっぱいになり、

好奇心を抑えきれなくなっていました。



そしてとうとうある朝、3人の神たちは、

ヘイムダムが見守る、震える虹の橋、ビフレスト

賑やかに、弾むように渡って旅に出たのでした。



3人は、ミッドガルドを先ずは目指します。

オーディンロキも、

背が高く、手足が長く、足の早いヘーニルに遅れまいと、

大股に歩いたり、小走りをしながら、

息を益々弾ませながら歩いて行ったのです。



すると突然、辺りが暗くなり、

暗くなり出すと同時に、猛吹雪が3人を襲ったのでした。



四方八方から、荒れ狂い襲ってくる雪に、

3人は、驚きながらも、

その場に身をすくめて、じっとしておりました。



すると始まった時と同じように、

突然、吹雪はおさまり、明るい太陽が、

雲の隙間から燦々と、降り注ぎ始めたのです。




- 追 記 -

さて、今日からまた新たな章、『オッタルへの償い』が始まりました。

旅が大好きなオーディンロキ、そして今回はヘーニルの3人が一緒に出発したのです。

オーディンとは、アースガルド(神の国)の王であり、沢山の神々の王でもあるのです。

ロキは、アースガルドに住み、悪戯ばかりしてる変わり者の神。

ヘーニルとは、アース神族ヴァン神族との戦いの後、和平の証として、ヴァン神の国へ

人質として行った神。 

ヘーニルは大きな体に似合わず、何をするにも、万事が人任せという弱気な神です。

ヘーニル』 参照 : 北欧神話21 アース神とヴァン神の戦い』7  http://ameblo.jp/daijun415/entry-11473262126.html

さてさて3人の神々の旅、どんな事が待ち受けているのか・・・。

明日もどうぞ、読みにいらしてくださいね(^-^)/



ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪

おしまいっ
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