人間のロドファヴニルが、ウルドの泉をじっと見つめていた時に、
高き者(オーディン)から、賢く生きる為の訓示を授かったのでした。
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『ロドファヴニルの歌 3』
良くお聴き、ロドファヴニル、しっかりとお聴き。
もしもお前が、悪い人間と会話をしたと思った時には、
二言、三言、お前が余計な事を言ったから、
相手が、鋭い剣を飛ばすような、毒を吐くような
悪い人間に変わったと知るが良い。
お前が語った二言、三言が余計だったのだ。
どんなに相手が、素晴らしい優れた人間であっても、
二言、三言を、余計な事を言われたら、
お前に対して、腹を立て、敵意をむき出しにするものだ。
お前は言葉をしっかりと選び、考え、話をする工夫をすることだ。
しっかりとお聴き、ロドファヴニルよ。
お前が自分自身で使うつもりで、
靴や槍の柄を作ったとしても、
それが自分の足に合わなかったり、
直ぐに折れてしまうような、
役に立たない槍の柄であったなら、
人々は、お前を下手くそと笑うだろうよ。
お前は、どんな物を作り上げる時も、
しっかりとした良い物を作り上げ、
笑い者にならないよう、努力せねばならない。
良くお聴き、ロドファヴニル、しっかりとお聴き。
もしもお前が、敵の企てを知ったのならば、
確実に全ての味方に、その企みを知らせることだ。
そして敵対する者と、談話をしては決してならぬぞ。
ロドファヴニルよ、注意深くお聴き。
お前がもし、悪事を働こうとするならば、
もう二度と永続する楽しみ、
永続する幸福感を味わう事は、無くなるであろう。
反対に、お前が皆を幸せにする善い行いをした時には、
お前自身も又、他の者と共に幸福を感じるであろう。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪
おしまいっ
