人間のロドファヴニルが、ウルドの泉をじっと見つめていた時に、

高き者(オーディン)から、賢く生きる為の訓示を授かったのでした。




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 良くお聴き、ロドファヴニル、しっかりとお聴き。

 もしも素晴らしい友人を欲するのなら

 自分から進んで、友情を育てる努力をすることだ。

 自ら進んで、友とコンタクトを取り続けぬと、

 相手との間に少しずつ、亀裂が走ることになる。

 友情を育てる努力を怠れば、

 その友情は、たちまち縁が薄れていくであろう。



 ロドファヴニルよ、注意してお聴き。

 お前の友人としては、賢い男を探すのだ。

 そして友人の言葉に、しっかりと耳を傾けることだ。

 その言葉が、お前の心を成長させてくれるだろうよ。



 良くお聴き、ロドファヴニルよ、

 決してお前から先に、友情の絆を歪めることはするな。

 友情の絆を保つには、話し合う事が大切だ。

 もしもお前自身の考えを、しっかりと相手に伝えねば、

 お前は心の中に、曇りをつくってしまい、

 ただただ、己の心を苛み始めることだろうよ。



 良くお聴き、ロドファヴニル、しっかりとお聴き。

 知恵の無い間抜けな人間のために、

 大切な時間を、決して浪費してはならない。

 悪い人間は、手に入れた物と同じ価値の報酬を、

 お前に与えようとはしない。

 しかし善人は、お前を褒め称え、

 尊敬の念を抱いてくれるようになるだろうよ。

 1人の人間が、その本当の心の奥を、

 もう1人の人間に見せることができたなら、

 それこそが本当の、本物の友情と云うものなのだ。

 嘘つき程、悪い奴はいない。

 そしてお前に都合の良い言葉ばかりを並べる奴は、

 本当の友人では無いと、知るが良い!




ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪

おしまいっ
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