人間のロドファヴニルが、ウルドの泉をじっと見つめていた時に、

高き者(オーディン)から、賢く生きる為の訓示を授かったのでした。




お話しの始まり 『北欧神話 1』    前回の記事 『ゲイルロド(終)20』





寒い冬の午後、ミッドガルドの とある農民の家には、

沢山の男や女たちが集まり、

そこで楽しいひと時を過ごしていたのです。



酒を飲んだり、歌を歌ったり、

お喋りに花を咲かせたり、

皆が思い思いの時を楽しんでいたのです。



すると1人の男が、つと立ち上がると

温かい火の前まで来て、立ち止まったのです。

そして皆の前で、



『私が皆の前で、語る時が来た。』



と、この男、ロドファヴニルは話を始めたのです。



『私は、その時ウルドの泉の近くにいた。

 高き者オーディンのこと)の館の前に立ち、

 そこからじっとウルドの泉を眺めていた。

 ずっとずっと長い事、その場で泉を眺めていた。

 すると高き者の館の中から、主の声が聞こえてきた。



「良く聞くのだ、ロドファヴニルよ。

 注意深く、一言も聞き漏らさぬよう、良く聞くのだ。

 もしもお前が、今から語るわしの言葉を

 しっかりと聞き、そして遵守し、

 その言葉の全てを尊重するならば、

 お前は、永遠に繁栄をし続けるであろう。



 まずお前は、決して夜に起きるな。

 家を守るため、それに外で大小便をする時以外、

 決して夜に起きてはならない。」』



ロドファヴニルは、そこにいる

全ての男と女たちに、突然 語り始めたのでした。




- 追 記 -

今日から新たな章、『ロドファヴニルの歌』が始まりました。

この章は、オーディンが全ての人間たちに対して、生きるための教訓をロドファヴニルに語り、

教えられたことをロドファヴニルが、多くの人たちに語ると云うお話です。

今でも、この教訓はとても生かされる内容ばかりですよぉ。

ちょっとダラダラと長い章ですが、どうぞお付き合いください。 

ついでに、ここでの教訓を、深く胸に刻んでいただきたいなぁ~って思います(*^_^*)



ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪

おしまいっ
ペタしてね