この話しの時代は、アース神とヴァン神の戦いの直後へと遡ります。
神々の王オーディンは、新たな領地を拡大する為に、女神ゲフィオンを
広大な国の王 ギュルヴィの元へ、差し向けた所から話しは始まります。
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『ゲフィオンの国引き 7』
何としても女神ゲフィオンは、
大きな牛を4頭手に入れなければと
巨人の国、ヨーツンヘイムへと向かったのです。
大きな沼や、吹き上げる泉を通り抜け、
女神は、一番身体の大きな巨人との間に、
4人の息子を産み落としたのです。
女神は、この4人の息子に魔法をかけ、
4頭の大きな牛に姿を変えたのです。
女神ゲフィオンは、この4人の息子たちを連れ、
再びミッドガルドへと戻ってくると、
ギュルヴィ王のいるスウェーデンへとやってきました。
そうして、この国中を4頭の牛と共に歩き回り、
アースガルドの一部としても立派な場所、
更に農業をするに適した地形を探し回ったのです。
そしてとうとう、素晴らしい土地を見付けたのです。
女神は4頭の大きな牛の背中に、
その背中よりももっと幅の広い、大きな鋤(すき)を繋ぎました。
そして女神は、息子たちに命令したのです。
『さぁ、息子たちよ、
この土地をその大きな鋤で、引っ張るのです。
この土地を、神の国の一部にする為に。』
その号令と同時に、4頭の牛は大きく一歩を踏み出し、
大きな鋤は、大地に深く食い込んだのでした。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪
おしまいっ
