動物たちが愛を育み、活動的になる暖かい季節は、
9つ全ての世界の者たちが、心待ちにしている狩猟の時でもあります。
そんな季節に雷の神のトールは、巨人を退治しようと、
悪戯者のロキと共に、巨人の国の首都、ウトガルドを訪れるのです・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』    前回の記事 『ウトガルドで技競べ 46』





ロキの早食い競争、

農夫の息子、シアルヴィの徒競走

トールの大飲み、猫を持ち上げること、

そしてこの老婆との格闘競技・・・

これだけの競技を終えた今、

すっかり日が沈み、夜も遅くなっていました。



ウトガルドの王は、巨人たちでごった返す広間の一部に、

トールたち4人が座る場所を、

自らの手で作り出しました。

そして、4人の前にテーブルを置き、

沢山のご馳走を並べさせたのです。



4人の旅人達は、

無言で、その食事を口に運びつづけました。



食事も終わろうかという頃、

今度は、ウトガルド・ローキは、

4人の食卓の近くに、沢山の藁を積み上げ始め、

そこに4人の寝床を作ってやったのです。



大勢の巨人たちは、めいめい自分の家に帰っていったり、

その大広間にそのまま寝そべる者もいます。

やがて、その場に居た全員が疲れ果て、

深い眠りに落ちて行ったのです。



翌朝早く、

トールは、ここに居る誰よりも早く起き出しました。

そして、ロキと二人の子供たちを起こすと、

アースガルドに帰るために、身支度を始めたのです。




ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪

おしまいっ
ペタしてね