動物たちが愛を育み、活動的になる暖かい季節は、
9つ全ての世界の者たちが、心待ちにしている狩猟の時でもあります。
そんな季節に雷の神のトールは、巨人を退治しようと、
悪戯者のロキと共に、巨人の国の首都、ウトガルドを訪れるのです・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』    前回の記事 『ウトガルドで技競べ 17』





スクリューミルトールたちは、

一緒に、ヨーツンヘイムの首都ウトガルドへと、

向う事になったのです。

そのまずはじめに、

トールよ、それに他のおチビさん達も、

 ここでまずは一緒に食事にしよう。

 俺と一緒に、まずは飲み食いしよう。』

と、スクリューミルが提案しました。



これには4人は大喜びです。

昨夜から、何も食べておらず、

更に自分たちの背中にしょってる袋には、

もう食べ物は殆ど入っていなかったからです。



そこで、4人はそれぞれの袋から、

全ての食べ物を出すと、それをその場で平らげました。



それを見ていたスクリューミルは、

『俺たちの食べ物は、共有にしよう。

 お前さん達は、腹が減ったら、

 俺の袋から食料を出して食べるがいいさ。』

そう云うと、スクリューミルは、

4人の空の袋も、自分の袋の中に一緒に入れて、

背負いました。

そして立ち上がると、

大股に、歩き始めたのでした。





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おしまいっ。