巨人から、 神々と人間を守るために戦う 雷の神のトール。
そのトールの大切な武器、 ミョニルが 突然消えたのです。
困ったトールは、 ロキと一緒に・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『スリュムの花嫁 15』
花嫁の目が真っ赤なのは、
霧の巨人の王との初夜が、待ち遠しいから。
だから嬉しくて、8日間も寝れなかった。
これを聞いたスリュムは、花嫁にのぼせ上りました。
そこに、欲に目がくらんだ、スリュムの妹がやってきました。
『あんたが、この家で私と仲良くしたいと思うなら、
あんたがつけてる、その金の指輪をおよこし!』
と、花嫁の指の金の指輪を
持参金としてよこせと、ねだるのでした。
そんな妹の声を遮るように、霧の巨人の王は、
『おい、今すぐに婚礼の儀式を始める。
花嫁を清めるから、
アースガルドの神聖な宝を、ここに持って来い。
二人の結婚の誓いを
女神ヴァールに永遠に祝福されるよう
トールからくすねた大鎚のミョニルで、花嫁を清めるんだ。
今すぐ俺と花嫁の座っている足の上に、
落とさない様に そっと乗せるんだ!』
と召使いに、雷の神の武器のミョニルを
ここに持ってくるよう命じたのでした。
ここまで読んでくださって、ありがとでしたぁ♪

おしまいっ。