遠い昔、 長い大戦の末に アース神族とヴァン神族は 永遠の平和を誓い合いました。
その誓いを忘れぬ為に、 神々の王オーディンは、 1人の人間を作りだしました。   しかし ・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』       前回の記事 『魔法の酒 5』





その場に居た皆に、心地良い眠気がさしてきた頃、

邪悪なフィアラルガラールの兄弟は、

内密な話をしたいからと、

洞穴の奥の薄暗い部屋へ

クヴァシルを誘い込んだのでした。



クヴァシルは、何も疑う事も無く、

兄弟の後から、奥の部屋へと入って行ったのです。



すると突然、兄弟は隠し持っていたナイフを、

クヴァシルの心臓に突き刺したのです。



邪悪な兄弟は、クヴァシルの身体からほとばしる血液を、

1滴もこぼさぬよう、

用意していた、3つの大きな壷に受け止めたのです。



やがてクヴァシルは、地面に横たわったまま

全身が青白くなり、動かなくなってしまいました。



更にこの兄弟たちは、

壷の中の血に蜂蜜をたっぷりと入れ、呪文をかけ、

魔法の酒を造り出したのでした。





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おしまい。