遠い昔、 長い大戦の末に アース神族とヴァン神族は 永遠の平和を誓い合いました。
その誓いを忘れぬ為に、 神々の王オーディンは、 1人の人間を作りだしました。 しかし ・・・
その場に居た皆に、心地良い眠気がさしてきた頃、
邪悪なフィアラルとガラールの兄弟は、
内密な話をしたいからと、
洞穴の奥の薄暗い部屋へ
クヴァシルを誘い込んだのでした。
クヴァシルは、何も疑う事も無く、
兄弟の後から、奥の部屋へと入って行ったのです。
すると突然、兄弟は隠し持っていたナイフを、
クヴァシルの心臓に突き刺したのです。
邪悪な兄弟は、クヴァシルの身体からほとばしる血液を、
1滴もこぼさぬよう、
用意していた、3つの大きな壷に受け止めたのです。
やがてクヴァシルは、地面に横たわったまま
全身が青白くなり、動かなくなってしまいました。
更にこの兄弟たちは、
壷の中の血に蜂蜜をたっぷりと入れ、呪文をかけ、
魔法の酒を造り出したのでした。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

おしまい。