オーディンの両の目が まだあった時、
オーディンと 妻のフレッガは、 人間の農夫と化して、
ミッドガルドのゴート族の王子らに、 王としての道を教えます。
教育された王子たちは、 その後 どのように行動をするか・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』       前回の記事 『グリームニルの言葉 19』





やがて夜になり、ゲイルロドや取り巻きの男たちは、

オーディンを眺めながら、その場で寝てしまいました。



召使いたちも、やがてその場から離れ、

自分の居場所に戻って行くのです。

その時、オーディンは召使いたちに、

『水をくれないか? 食べる物も・・・』

と、言ってはみたものの、

誰も耳を貸そうとはせず、その場を去っていったのです。



この時オーディンは、鎖を切って、逃げる事も出来たのです。

しかし、王となった弟のゲイルロドや、

馬小屋にいる、兄のアナグルの身に

「何か他の事が起きないか?」

と、何かを期待しながら、

もうしばらく ここに留まる事にしたのです。



そんな時、物陰からじっと捕えられたオーディン

見ている者がいました。

この国の王、ゲイルロドの兄で、

今は、馬番のアナグルです。



馬番のアナグルは、

1人で王に会いに行った 旅の老人が気がかりで、

様子を見に来ていたのでした。





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おしまい。