偵察に行ったまま、 戻ってこない オーディンのカラスたち。
そのカラスたちが やっと戻ってきた時に感じた、 不吉な前兆・・・
その不吉な影の正体を探るべく オーディンと神々は・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『オーディンの犠牲 19』
何としても、ミーミルの泉に行き、
ミーミルから、泉の水を授かる為に、
オーディンは歩き出しました。
このミーミルの泉は、
巨人たちの国、ヨーツンヘイムの中にあります。
そしてこのミーミルの泉の中にも、
最善のトネリコの大樹 ユグドラシル(世界樹)の
3つの根の内の1つが、根をおろしているのです。
オーディンは、遠くからも見える
大きなユグドラシルの根を頼りに、
ミーミルの泉へと 近づいて行きました。
そこには、知恵の神で泉の番人の『ミーミル』が
木陰に静かに座っておりました。
『オーディン。 良くおいでなさった。
貴方が来ることは、知っていましたよ。』
賢さの神であり、賢者でもあるミーミルは、
ここにやって来た男が誰であるか、すでに知っていたのです。
『ミーミル。
私は、どうしてもこの泉の水を飲みたいのだ。』
オーディンはミーミルに、挨拶代わりに話をするのでした。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

おしまい。