偵察に行ったまま、 戻ってこない オーディンのカラスたち。
そのカラスたちが やっと戻ってきた時に感じた、 不吉な前兆・・・
その不吉な影の正体を探るべく オーディンと神々は・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『オーディンの犠牲 10』
『お父さん、明日、一体何があるの?』
フノッスは、愛らしい笑顔で
父であり 神々の王であるオーディンに訊ねるのでした。
『明日、父はな、
ガグンラーズと名乗り、歩いて旅に出るのだよ。
そしてミッドガルドから、
巨人の国ヨーツンヘイムへと向かうのだ。』
『そうなの。 お父さん、気を付けてね。』
オーディンは、フノッサの笑顔が永遠に、
明るくあり続ける事が出来るためにも、
暗く、悪い未来を変えたいと思ったのでした。
翌日早く、神々の王オーディンは、
ロキからもらった8本足の馬、スレイプニルにも乗らず、
鎧もつけず、槍のグングニルも持たず、
1人の旅人 ガグンラーズとして
アースガルドから出発したのです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

おしまい。