偵察に行ったまま、 戻ってこない オーディンのカラスたち。
そのカラスたちが やっと戻ってきた時に感じた、 不吉な前兆・・・
その不吉な影の正体を探るべく オーディンと神々は・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『オーディンの犠牲 5』
ヘイムダムも、この大切な虹の橋を壊されては、
番人としての役目を 果たせなくなるのです。
『トール、どうしてもだめだ。 危険すぎる。
お前だけは、この橋をどうしても通せないよ。
だが他にも、ウルズの泉へは行き方がある。
それを教えるから、少し大変だが、
トール、お前はそこから行ってくれないか?』
ヘイムダムは、細い虹の橋を守るために、
そしてトールが、オーディンと共に
ウルズの泉まで行かねばならないのを考え、
別の道をトールに教えたのです。
『トール、下を見て。
キョルムトと、エルムトという、
大きな雲の川が 2つ見えるだろ?
この雲の川は、とても冷たくて歩くのが辛い。
しかし、冷たさを堪えて川を下りさえすれば、
3人のノルン(女神と云う意味)たちがいる
ウルズの泉へと、必ず行くことが出来る。
だからお前には悪いが、雲の川から行ってくれないか。』
そう、ヘイムダムはトールに教えました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

おしまい。