アースガルドの神々を 憎み続ける巨人たち。
そんな巨人の1人の女と、 悪戯者で 浮気者の 『ロキ』 の間には、
「神々と世界を不幸にする」 と予言された 3人の子供が生まれていたのでした。
その為に この世界の未来を心配した アースガルドの神々は、 
この3人の子供たちを・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』       前回の記事 『ロキの子供たち 24』





神々がとうとうフェンリルを捕まえられたと、

笑い声が上がったのです。



その時、それと同時に 

勇敢なチュールは右腕を、失ってしまったのです。



それを見た神々は、驚きました。

しかし、フェンリルを繋ぎ止める方が先です。



神々は、紐の先端に大きな鎖の「ゲルギヤ」を取り付けたのです。

そして、ゲルギヤの端は、

ギョル」と云う名の 大きな穴あきの岩を繋ぎ止めたのです。

さらに、深く深く1マイルもの穴を掘り、

その中に大岩のギョルを投げ入れ、

その上に巨大な岩で蓋をしたのでした。



チュールの腕を咬み千切ったフェンリルは、

顔中が血にまみれていました。

そして尚も、激しく身体中を揺さ振り

抵抗し続けているのです。

そこにいる神の1人に咬み付こうと

大きく口を開き、唸り声をあげたその瞬間、

別の1人の神が、剣を抜き

フェンリルの上あごから口の中に、その剣を突立てました。

さらに素早く口の中で 剣を鞘におさめ、

二度とフェンリルの口が閉まらない様に、

剣でつっかえ棒をしたのでした。





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おしまい。