アースガルドの神々を 憎み続ける巨人たち。
そんな巨人の1人の女と、 悪戯者で 浮気者の 『ロキ』 の間には、
「神々と世界を不幸にする」 と予言された 3人の子供が生まれていたのでした。
その為に この世界の未来を心配した アースガルドの神々は、 
この3人の子供たちを・・・




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それを見た神々は、直ぐに行動を起こしました。



フェンリルの体中に、

美しい魔法の紐を グルグルと巻き付け、

フェンリルは、このグレイプニルを引き千切ろうと、

身体をよじり始めたのでした。



身体をよじったり、ゆすったり、転がってみても、

グレイプニルは外れません。

更に、身体をよじり紐を引っ張れば引っ張るほどに、

グレイプニルは、きつく身体を締め上げるばかりです。



その時 フェンリルは唸り声をあげ、歯を食いしばったのです。

勇敢なチュールもこの時、叫び声をあげたのでした。

しかし他の神々は、

グレイプニルの効果が

思っていた以上であることに、目を輝かせ、

これならばフェンリルに足枷が出来ると、

期待で、微笑みを浮かべているのです。



しかしチュールは必死でした。

これ以上、フェンリルが歯を食いしばりつづけたら、

腕がちぎれてしまうのです。



フェンリルは、持てる最後の力を全身に入れ、

グレイプニルを引き千切ろうともがいたのです。





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おしまい。