神々の王オーディンと、 その妻フレッガのみが
座ることを許されている千里眼の椅子 『フリズスキャルヴ』。
それに誰の許しも得ずに、 腰をかけてしまったフレイ。
そこでフレイが見たものとは・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『フレイの恋煩い 23』
ゲルズは、やっとのことで言葉を発したのです。
『お願いです。
呪いを、といてください。
そんな恐ろしい思いは、したくはありません。』
すると、スキールニルは、
『では、フレイを永遠に愛し続けると誓え。』
と、言い放ちます。
『フレイを、永遠に愛します。
だから、私への呪いを解いて、
この蜜酒をいっぱい飲んだら、
この館から すぐ出て行ってください。』
ゲルズは、泣きながら叫びました。
しかし
『いいや、そんな言葉だけでの誓い方では駄目だ。
お前がフレイと会って、直接、愛を誓うと
私に誓うまでは、呪いもとかないし、
その蜜酒も飲まない。
この館から出ていくつもりはない。』
スキールニルは、フレイとゲルズが、
永遠に結ばれるために、なお交渉を 続けました。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

おしまい。