神々の王オーディンと、 その妻フレッガのみが
座ることを許されている千里眼の椅子 『フリズスキャルヴ』。
それに誰の許しも得ずに、 腰をかけてしまったフレイ。
そこでフレイが見たものとは・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』       前回の記事 『フレイの恋煩い 17』





スキールニルは、フレイから持たされた、

沢山の宝石を手の平に乗せ、

『この宝は、ヴァン神の王子フレイからの

 あなたへの贈り物です。

 あなたが、フレイと永遠の愛を誓うなら、

 これらの宝、すべてがあなたの物ですよ。』

そう、優しく語りかけました。



するとゲルズは、

『そんな金銀や、宝など、私は欲しくはありません。

 そんなものは、他の女性に差し上げてください。

 そんなもの欲しさに、

 私が誰かを愛することなど、決してありませんよ。』

そう言い放ったのでした。



すると、スキールニル

『ではここに、永遠の若さの金の林檎が11個あります。

 ここに来る時に、女神イズーナから貰ってた、

 正真正銘のアースガルドの、金の林檎です。

 あなたが、フレイに永遠の愛を誓うなら、

 あなたの永遠の若さと命は、これで約束されますよ。』

と、外套のポケットから金の林檎を取り出すと、

今度もまた 優しく語りかけたのです。





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おしまい。