ロキが持ち帰った 『金の糸』、
そしてブロッグが持ってきた 『空飛ぶ黄金の豚』 に心を奪われたのは、
神々の王オーディンの愛人 女神フレイヤ。
黄金欲しさに、この女神が取った行動と代償とは・・・
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『女神フレイヤと首飾り 5』
そこは『アルフリッグ』、『ドヴァリン』、『ベーリング』、
そして『グレール』という 4人の小人の作業場でした。
熱さゆえか、憧れゆえか、
フレイヤは、一瞬、軽く眩暈を起こしてしまったのです。
クラクラとし、身体から力が抜けてしまうようでした。
しかし、そんなことでは宝を手にする事は出来ぬと、
サッと目を閉じ、再び力強く目を開け、正気を取り戻し、
ゆっくりと辺りを見渡したのです。
するとそこに見えたのは、
今まさに、小人たちが黄金の素晴らしい首飾りを、
作り終えようとする光景でした。
素晴しい彫り模様や、捻り模様が編みこまれた、
輝く黄金の首飾りを見たフレイヤは、
この首飾りが欲しくて欲しくてたまらなくなったのです。
一方小人たちは、突然の訪問者に驚いてしまいました。
女神があらわれた途端に、この洞穴が瞬時にして
明るくキラキラと輝き出したのですから、
驚くのも無理はありません。
眩しさに手をかざしながら、
突然の訪問者を、しげしげと見つめたのです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

おしまい。