ロキが持ち帰った 『金の糸』、
そしてブロッグが持ってきた 『空飛ぶ黄金の豚』 に心を奪われたのは、
神々の王オーディンの愛人 女神フレイヤ。
黄金欲しさに、この女神が取った行動と代償とは・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』       前回の記事 『女神フレイヤと首飾り 1』





幾日も、幾晩も

寝ていても 起きていても、

フレイヤが考えることは

美しい黄金の宝物や、装飾品のことばかりです。



そんな、ある夜明け間近の 早朝のことでした。



どうしても黄金の宝が 欲しくてならないフレイヤは、

オーディンと 娘のフノッスが、

ぐっすりと寝ているのを見とどけると、

自分の黄金の館 フォールクヴァング

コッソリと抜け出て行ったのです。



少し雪はちらついていましたが、

東の空は、少しずつ明るくなりだしていました。

女神は、寒さに負けず、足早に

アースガルドの城壁から、旅に出てしまったのです。



この時、夜遊びをしてフラフラと出歩いていたロキが、

女神フレイヤが自分の屋敷を出る所を、

偶然にも、目撃してしまったのです。

ロキは、好奇心の塊りになりました。

『もしかしたら、神々への復讐の種が

 見つかるかもしれないぞ。』

ニタニタと笑いながら、

こっそりと、女神の後をつけることにしたのです。





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おしまい。