ロキが持ち帰った 『金の糸』、
そしてブロッグが持ってきた 『空飛ぶ黄金の豚』 に心を奪われたのは、
神々の王オーディンの愛人 女神フレイヤ。
黄金欲しさに、この女神が取った行動と代償とは・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』       前回の記事 『小人のブロッグ 22(終)』





いつもやかましく動いていた、

ロキの口は、ブロッグの勝利によって

縫い付けられてしまいました。



アースガルドの神々は、

『悪さばかりをするロキには、良い薬になった。』

と、口々に話すのでした。



しかしこれが、ロキの復讐心に火をつけていたとは、

誰も考えもしなかったことだったのです。



その矛先になってしまったのは、

ヴァン神族からの人質として

ニヨルドと、息子のフレイと共にやってきた、

ニヨルドの娘で、

フレイの双子の妹の女神、美しいフレイヤだったのです。



太陽の様に、キラキラと眩しく美しいフレイヤは、

自身もキラキラと、輝いているのですが、

輝ける黄金の品々を とても愛していたのです。



ですからロキが、

地底の小人の国『スヴァルトアールヴヘイム』から持ち帰り、

トールの妻のシーフに、髪として贈った、

キラキラと美しい金の糸を見た時、

それがとても欲しくなってしまったのでした。



その後にも、小人のブロッグが持ってきて、

双子の兄のフレイへ贈った、空飛ぶ黄金の豚

オーディンへ贈った、魔法の黄金の腕輪

キラキラとしていて、とても美しかったために、

フレイヤも 黄金の宝が欲しくて欲しくて

たまらなくなってしまったのでした。





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おしまい。