小人の国から宝物を持ち帰り、それを自慢するロキ。
そのロキの自慢を、否定する小人のブロッグ。
この二人の言い合いの結末は・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』       前回の記事 『小人のブロッグ 8』





実はこのロキが変身した姿だったのです。

ロキは何としても、自分の頭が 身体から切り落されないよう

この二人の作業を 邪魔しにかかったのでした。



そろそろ豚が、炉の中で真っ赤に焼けたであろう頃、

エイトリは ブロッグのそばにやって来ました。



すると、はどこかへ飛んで行ってしまったのです。



そんな事を知らないエイトリは、

炉の中で燃えている豚に向って、魔法を唱え始めました。

そして、

ブロッグ、炉の中の物を取るから、

 鞴(ふいご)をとめるんだ。』

と、仕事を指示したのです。



火の中から呪文のかかった豚を取り出し、

最初は 大きな鎚で叩き上げ、

さらに細かい作業を施すと、

なんと、空を飛ぶ 黄金の剛毛を生やした豚、

グリンブルスティ』が出来上がったのです。

全く、不思議な宝物が出来あがったのでした。

それは空を飛んでいる間中、その黄金の剛毛から光を放つ

全身が金色の大きな豚なのです。





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おしまい。