女神イズーナを 危機に追い込んだロキを、 神々は叱りつけました。
するとロキは、 神々に仕返しを考えたのです。
その標的になったのは・・・




お話しの始まり 『北欧神話 1』       前回の記事 『女神シーフの災難 1』





ロキは、どんな悪戯をしようか、ニタニタしながら歩いていました。



すると少し離れた所に 雷の神のトールの妻の『シーフ』が

家の外の敷物の上で、昼寝をしているのを見つけたのです。

シーフは、美しい金の髪が自慢の、

アースガルドの中でも 美しい女神の中の一人でした。



寝ているシーフの顔の周りには、その美しい金の髪が、

ふんわりと広がっていたのです。

夫のトールも、この妻の美しい金の髪をなでることが

とても好きな事は、アースガルド中の神々が知るところです。

また夫が、自分の金の髪をとても好きでいてくれるので

シーフも髪を、とても大切に手入れしていたのです。



それらの事情を、アースガルド中の神々は理解していました。

同じ様に、ロキも、この事を良く知っていたのです。

ロキは、これは悪戯をするチャンスだと、思いました。



トールには、城壁が出来上がりそうな時に、

アース神全員がいる前で、締め上げられているし、

他の時にも一番大声で怒るのは、いつもトールです。



ロキは、 『今がチャンス!』

と、魔法でハサミを取り出すと、寝ているシーフの金の髪を、

ニヤニヤしながら、さも楽しそうに 

短く短く、ジャキジャキ、ドンドン切ってしまったのです。





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おしまい。