アース神たちに、永遠の若さをもたらす林檎の果実。
その特別な果実を守る 女神の名は 『イズーナ』。
この女神を、危険にさらすのは誰?




お話しの始まり 『北欧神話 1』       前回の記事 『女神イズーナの危機 21』





ロキは、スカジの元からサッと飛び立ち、

山の洞穴から逃げ出しました。

驚いたスカジは、隼が飛んで行った方向に駆けだしました。

大きな声で、隼を呼びもどそうとしましたが、

隼は大空高く飛んで行ってしまったのです。

スカジは、泣きながら再び洞穴の中へ戻って行きました。



その様子を空の高い場所から眺めていたロキは、

洞穴の別の入り口を見付けだし、

そこから中に入ると、イズーナの元へと飛んで行ったのです。

そしてイズーナに話しかけました。

イズーナ、これから君に魔法をかけるよ。

 君は小さな雀になるんだ。

 そして僕と一緒に、アースガルドに帰るんだよ。』



イズーナは驚きました。

懐かしいアースガルドの者が、

隼となって迎えに来てくれたと知り

嬉しさのあまりに涙を流し始めたのです。



イズーナ泣いている時間は無いよ。

 グズグズしてると、巨人がやって来るから。』

静かな声でロキは、イズーナを励ますと、

そのままイズーナを 小さな小さな雀の姿に変え

二人はアースガルドへと、飛び立ちました。





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おしまい。