アース神たちに、永遠の若さをもたらす林檎の果実。
その特別な果実を守る 女神の名は 『イズーナ』。
この女神を、危険にさらすのは誰?
お話しの始まり 『北欧神話 1』 前回の記事 『女神イズーナの危機 18』
オーディンの密偵の2羽のカラスは、
とんでもないことを オーディンに話したのでした。
巨人の『シアッシ』が アースガルドの『林檎』を欲しがっている事と、
そして『ロキ』が女神『イズーナ』を騙して、
アースガルドの城壁の外へと、連れ出してしまった事を
カラスたちは、オーディンに話したのでした。
オーディンは怒りに震えました。
急ぎアースガルドの全ての神々を招集し
今、カラスたちに聞いたことを 全員に言って聞かせたのでした。
それを聞いた 力持ちで雷の神『トール』は、
年を取って 力が無くなってしまったけれども、
なんとかロキを捕まえて その場に引きずり出したのでした。
悪賢くて すばしっこいロキも
同じように年を取っていましたので、難無くトールにつかまったのでした。
ロキは、皆の前でトールに向かってこう言ったのです。
『トール、お前は俺を捕まえてどうしようっていうんだい。』
『イズーナを騙して、アースガルドの外に連れ出したのは、お前だろう!
アース神の皆を困らせたお前を 地面に叩き付けて、雷を喰らわせてやる!』
と、トールは怒りに震えながら 怒鳴りつけるのでした。
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おしまい。