アース神たちに、永遠の若さをもたらす林檎の果実。
その特別な果実を守る 女神の名は 『イズーナ』。
この女神を、危険にさらすのは誰?
とうとうイズーナは、
アースガルドの城壁の外に出てしまったのです。
そしてロキから聞き出した場所へと、イズーナは向います。
しかし、一向にそれらしき香りも、木も、林檎の実も
見えてはきません。
不思議に思いながら、アチコチを探して歩きました。
すると突如、上空をはばたく大きな羽の音が聞こえたのです。
イズーナが空を見上げると、それは今まで見たことが無いほどの
巨大な鷲だったのです。
恐怖を感じたイズーナは、
急いでアースガルドの城壁の門へと走ろうとしました。
その瞬間、イズーナは鷲に捕まえられて、
フワッと空高く、持ち上げられてしまったのです。
鷲はぐんぐんアースガルドから遠ざかります。
ミッドガルド(人間の国・中つ国)を越え、
ヨーツンヘイム(巨人の国)の岩ばかりの山を越え、
山の裂け目の中へと鷲は入って行きました。
そしてイズーナは、
炎が地底から吹き上がる大広間へと、放り出されたのです。
イズーナを離した鷲は姿を変え、
そこには巨人シアッシが現われたのでした。
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おしまい。