アース神たちの住まう地域『アースガルド』を取り囲む城壁は、アース神族とヴァン神族の戦いの為にすっかり壊れ果てていた。
その壊れ果てた城壁を作り直すのは、一体誰?




お話しの始まり 『北欧神話 1』
前回のお話し  『アースガルドの城壁造り 10』




建築士は、自分の馬を使わせて欲しいと神々に訴えます。



するとオーディンは、

『我らの条件は先に言った通りだ。変更は許さない。』



そこにロキが口を挟み、

オーディン、あなたは頑固すぎます。』

と抗議するのでした。



しかしまたオーディンは、
良いでは
『付け足すことは許されない。』



『彼の馬を使う事くらい、許してやっても良いではないですか?何が悪いのです。たかだか馬一頭ですよ。それが我らの望みの結果に、悪影響を及ぼすとでも言うのですか?もし、我らがこれを拒絶したら、契約は成立しないのですよ。城壁は、全くもって出来ない。その後、いつ再建されるか目途すら立たないですよ。』



結局はロキの説得が功を奏し、建築士は、翌日から働くことに決まりました。

また、建築士の乗ってきた馬の「スヴァディルファリ」も

使用して良いことになりました。

オーディンはこの決まった内容を、多くの神々を証人として高らかに宣言しました。





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おしまい。