アース神たちの住まう地域『アースガルド』を取り囲む城壁は、アース神族とヴァン神族の戦いの為にすっかり壊れ果てていた。
その壊れ果てた城壁を作り直すのは、一体誰?
お話しの始まり 『北欧神話 1』
前回のお話し 『アースガルドの城壁造り 7』
するとロキが又、大きな声で口を挟みました。
『そんなに考えを焦っては、ダメですよ。しっかりと、この工事が自分たちの利益になるように、計画を変更しなければいけないです。城壁を作るのに、18か月も与えてはダメです。6か月だけ与えるとしたらどうでしょう。』
するとここに案内をしたヘイムダルが、
『決してそれくらいの期間じゃ、とてもとてもこのアースガルドの全てを取り囲むような、巨大で頑丈で立派な城壁なんてできやしないさ。』
と、叫んだのです。
すると、『その通りだ。』『無理だ。』と、多くの神々の声があちらこちらから上がりました。
『その通りですよ』と、ロキが言い、オーディンは微笑みます。
ロキは続けます。
『だから、これを提案することで我々は、何を失うことになりますか?建築士がこの期間で引き受けなければ、我々は何も失わないし、もし引き受ければ余りに時間が無さ過ぎて彼は失敗してしまうでしょう。』
ロキは、目をギラつかせながら、腹を叩いて笑いました。
『しかも我々はその段階で、半分ほど出来上がった城壁をただで手に入れられるというものですよ。』
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
おしまい。
その壊れ果てた城壁を作り直すのは、一体誰?
お話しの始まり 『北欧神話 1』
前回のお話し 『アースガルドの城壁造り 7』
するとロキが又、大きな声で口を挟みました。
『そんなに考えを焦っては、ダメですよ。しっかりと、この工事が自分たちの利益になるように、計画を変更しなければいけないです。城壁を作るのに、18か月も与えてはダメです。6か月だけ与えるとしたらどうでしょう。』
するとここに案内をしたヘイムダルが、
『決してそれくらいの期間じゃ、とてもとてもこのアースガルドの全てを取り囲むような、巨大で頑丈で立派な城壁なんてできやしないさ。』
と、叫んだのです。
すると、『その通りだ。』『無理だ。』と、多くの神々の声があちらこちらから上がりました。
『その通りですよ』と、ロキが言い、オーディンは微笑みます。
ロキは続けます。
『だから、これを提案することで我々は、何を失うことになりますか?建築士がこの期間で引き受けなければ、我々は何も失わないし、もし引き受ければ余りに時間が無さ過ぎて彼は失敗してしまうでしょう。』
ロキは、目をギラつかせながら、腹を叩いて笑いました。
『しかも我々はその段階で、半分ほど出来上がった城壁をただで手に入れられるというものですよ。』
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

おしまい。