おととい、バンジマシテのワンマンライブの日、日本では日本一面白い漫才が決まっていた。
M-1グランプリ2018決勝大会である。









僕なりにお笑いは音楽と似ていると感じている。
ステージの上での表現とお客さんとの空気。
人間力の必要性やステージに上がるまでのバックグラウンドもしっかり見えてくるとこなんかは本当に似ていると思う。






そして、このM-1グランプリはその中でも1番おもろい漫才師を生放送で決めるという過酷かつ、人生を変えるチャンスすら詰まってる大会。






今年の優勝はなんと、25歳の若手コンビ『霜降り明星』。
新時代の幕開けだなと思った。





審査員もすごくバランスが良かったと思う。
その中で決まったコンビだから余計にこれからの漫才界、お笑い界を引っ張るコンビになるんじゃないかなと思う。






個人的には『和牛』が決勝は1番でした。
毎年、仕掛け方も変えてるのにすごくスマートにまとめて、チャレンジもあって、さらに爆発もある。
名人芸のような安定感の漫才。
これは好みや、未来を見据えた結果。






さらに残念だったのは『かまいたち』。
個人的にはすごく好きなコンビで、実力は絶対決勝行ってた気がする。
順番かな。
最後のたたみかけた笑いはもう少し点が高くてもよかったかも。
キングオブコントを取ってしまってるのも気持ち点が下がる感じになってしまったのか。





もうひとつ残念だったのは『ゆにばーす』。
緊張感でのカミとネタ飛び。
1発生勝負の怖いところが出た。
R-1でのブルゾンなどもこれに陥り負けた。
正直準決見てもゆにばーすはかなり上位だった気がする。
あれでよかったのに。
あれが出来てたら決勝3組に残ってた気もする。
また来年に期待。





もちろん、決勝に行ったジャルジャルは面白かったが、あれは職人芸というか、オリジナルにこだわり過ぎて、みんなを笑いよりも、感心させてしまったかもしれない。
決勝のネタよりは1本目の方が断然だった。





あとは少し斬新さで物議を醸し出した『トム・ブラウン』はワールド感が好きか嫌いかというスタイル。
『ミキ』もテンポが良かった。
『スーパーマラドーナ』は純粋にテッテレーネタの方が面白かったし、終わってからのインスタライブでの上沼さん批判はもったいない。
悔しいのはわかるが。






なんかいろいろあった気がする今年のM-1グランプリ。
霜降り明星の漫才人生がこれによりどうなるのかは少し興味。
若い分これにより伸びない可能性も感じるし、この勢いで笑いを取る感じが、今後今の司会をやられてるベテラン芸人さんたちと肩を並べていけるかどうかが鍵かなと思う。






・・・ってか僕って何者?





何を言っているんだろう。
僕は音楽家。
うん。音楽家。





でもおもろかったな。