九州大学に合格するための受験勉強法2 | 大学受験対策のプロ

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特に、化学や日本史を克服するにはどうすればいいのかを中心に、受験全般の話題も取り扱っています。

前回、なぜ九大に合格するのが難しいのか、

その問題点について話しました。

 

そして今回は、九州大学に具体的に

合格するにはどうすれば良いのか、

その勉強法についてお話します。

(高1・高2向けのお話です)

 

ひとまずこれから話すのは

九大理系に合格することを前提にして

話をすることにします。

 

まず佐世保の地元の進学校で習う勉強の

全てのカリキュラムが終わるのは

大体高校3年の9月くらいです。

社会は下手したら11月くらいに終わったりしてます。

 

その時点で、仮にあなたが習った事全てを

完璧にマスター出来ていたとして、それが

九大に入るのに必要な学力の50%

くらいにしかならないと思って下さい。

 

それがどれほどヤバい事か分かりますか?

 

あなたは高校の2年半かけて、

九大に必要な学力の半分しか身に付いてないんです。

トップクラスにいる生徒でもです。

 

ということは、残り半分を身に付けるためには

それまでと同じペースで勉強するなら

2年半かかる、ということになります。

 

高3の9月から、また2年半かけて

勉強していてはとても受験には間に合いませんよね?

 

つまり、高校のカリキュラム通りにやっていては

全く通用しないということです。

 

難関大に合格する人達は、

まず大前提として学校の進度よりは

遥かに速いペースで先に進んでいってます。

 

そうじゃないと、まず九大には合格出来ません。

 

その中でも、まず最初に何の科目を進めるべきか?

それは英語です。

 

難関大に合格した多くの学生が、

高2の終わりには英語は受験レベルに

到達しています。

 

理系では、高3は数学と理科(物理・化学・生物)が

物凄く大変なんです。

そこに英語まで勉強する時間が必要になるならば

まず数学と理科が間に合わないでしょう。

 

どんなに遅くとも高2までには英語は

九大レベルに近いところまで到達してないとダメです。

 

英語は、基本的に単語・構文・イディオムを

沢山覚えていけば力が付くので、自力で

どれだけでも進められる科目です。

 

だからこそ、まず英語を早い段階で

完成させていないと、3年では英語に

時間を費やす暇はないんです。

 

一つの目安として、

高3の最初のマーク模試が6月にありますが

もうその時点では8割~9割くらい取れてないと

まず英語は通用しないでしょう。

 

というか、

九大の英語となると、マーク模試の問題より

遥かに難しいので、やはり高2の段階で

もう九大の過去問の英語にチャレンジしておくべきです。

 

となると、逆算していくと

基本的な文法や語彙力、イディオムなどは

高1のうちに完成させてないと間に合わないでしょうね。

 

語彙力でいうと、巷でよく使われる速読英単語なら

必修編は高2の夏には終わっておくべきです。

3年夏までには上級編が7割は身についていて欲しいです。

 

文法でいうと、Σの理解しやすい英文法などは

高1の秋にはもう完璧になってて欲しいです。

 

イディオムと構文で個人的にお勧めなのは

即戦ゼミ3です。これを高2の夏までには終わらせておきたい。

 

英検でいうなら準1級は高2の前半で

合格するくらいのペースが必要です。

 

とにもかくにも、まずは英語を早く終わらせること、

それが必須条件になります。

 

現時点で高2の生徒で英語がいまいちの人は

もう相当遅いと思って下さい。

これから死に物狂いで英語は取り返しておかないと

3年で他の科目が確実に撃沈します。

 

高1の皆さんは、今からでも良いので

英語の勉強を今のうちにガンガンやって下さい。

 

他の科目については、また次回お話しします。

 

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