若者のせいとか

まずこのブログにたくさんコメントを書いてくれてるのを今気づいて

真夜中一人ボロ泣きしてました。

本当にありがとう。

そしてコメントを読みながら救われてる自分がいました。

曲を書いて本当に良かったと思います。

18トリソミーの娘と闘病してた頃のエピソードを１つお話しさせてください。

いくつかの山を乗り越えて状態は安定していた秋頃、

細いチューブで胃に直接入れてるミルク、

やはり体重がなかなか増えず手術もできず、

このままではジリ貧でした。

そこでNICUの主治医さんからの提案で

長いチューブに入れ替えて

もっとミルクを吸収できるようにしませんか？

というものでした。

もちろんリスク説明もしてくれました。

処置は無事成功し、その数日後。

肺が一部やぶけてしまいました。

想定外のことでした。

先生は何度も謝りながら正直に言ってくれました。

「処置自体は問題なくできたんですが思った以上に組織がもろくて

食道の圧迫だけで肺がやぶけたのかもしれません。

本当に申し訳ありません。」

何度も悔いながら謝ってました。

僕は驚きました。

だってそんなことしたら

「医療ミスだ！」

と訴える人が絶対いるから。

でもね、

これは誰も悪くない。

真剣に助けようとしてくれてるのがわかってたから。

信じていたから。

僕は

「いえいえとんでもないです、ありがとうございます。」

と言いました。

心から言えました。

理不尽な不幸や不安があると

犯人がいてほしいよね。

でも怒りのぶつけようのない、

犯人のいない『悲しみ』もある。

その中に小さな愛や真心を見つける。

18トリソミーの親はこれと毎日闘ってるよね。

今回久々にブログを書こうと思ったのは

『若者のせい』がTwitterのトレンドになっててびっくりしたからです。

この新型コロナの混乱で若者のせいとか老人のせいとか安倍のせいとか、

みんな文句ばっかり。

「あいつのせいに決まってる！」

と不安で言ってしまうのはわかるけど

みんな頑張ってんじゃん。

みんなもっと凛々しくいこうよ。

そして気分転換に音楽を！

もう気づけば朝だよ