おはようございます
観てきました
リトル・リチャード
I am Everything
ロックンロールの偉大なる創設者のひとり、リトル・リチャードのその知られざる史実と素顔を描く感動のヒューマンドキュメンタリー。ビートルズもストーンズも。ボウイもフレディもプリンスも。JBもジミヘンも、そしてプレスリーまでもが彼に憧れ、敬愛し、真似たリトル・リチャード。1950年代半ばに彗星のように音楽シーンに現れ、後進のロック・ミュージシャンに多大な影響を与えた革新的黒人アーティスト。彼はいったいどのような生い立ちを経て、その名を世界に刻んでいったのか。豊富なアーカイヴ映像、本人およびその親族や関係者、識者に加え、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ポール・マッカートニー、デイヴィッド・ボウイら著名ミュージシャンによる証言映像とともにつまびらかにする感動作。
HPより引用させていただきました
black musicが一般的なテレビやラジオで流れることが無かった時代があった
素晴らしいblack musicは白人に買い取られ白人が歌って大ヒットするという時代があった
ドリームガールズやジャージー・ボーイズを観て知っていたけど あくまでも映画の中の世界
ズッシリと受け止める感じじゃありませんでした
今回はドキュメンタリー
ご本人が歌うから違和感なく素晴らしい
自分の曲を安価で搾取された事へのディスり
黒人である自分が生み出した曲への拘り
クィアである自分を隠さない生き様
歌い続けて全世界に認められた時の涙
当たり前だけど全てがリアルで
流す涙がズッシリと重かった
映画が始まる前
ピーター・バラカンさんとジョージ・カックルさんのトークライブがありました
上映前だからネタバレになる…と言葉を選びながらのトーク
音楽通のお二人から語られる人物がどういう人か全く分からなかったけど
映画の中に出てくるワードについて分かりやすく話してくれました
ワード1 クィア
リトル・リチャードはLGBTQのQ(クィア)
性的指向が異性愛に限らない人たちというカテゴリーですが本来の意味は変わり者
性的アイデンティティーの変わり者というカテゴリーだそうです
ワード2 カバー
今は原曲をリスペクトしている他の誰かが歌う曲をカバー曲って呼んでいるけど
リトル・リチャードの時代はカバー=覆い隠す
黒人の作った歌を無かったことにして白人が歌って白人の歌にしちゃうってこと
2つのワードを教えて貰ってから映画を観れたのはとっても良かった
映画が終わって外に出たら懐かしい景色
この橋を通って通勤していた時期がありました
オシャレでキラキラな横浜と違って
ギラギラとした横浜の姿
いつも雑然と混んでいるからイラッとしながら早足で歩いていた場所です
あの頃の思い出がパッと甦ったので
映画の後にお茶しようと思っていたけれど
やめて直帰しました