備忘録までに書きました。



この前、女の子と『なんでmixiからFacebookとTwitter引っ越したか』って
話になって結構、面白い意見を貰ったので備忘録までに書いておこうかなって思いまして。


投稿者目線ではなくて、投稿を見る側からとしての目線で。
そこで出てきたのが


◎スマートフォンから見たときのユーザービリティ
◎刺激(情報の流れの速さ)



といった要素についてmixiよりTwitter、facebookは優れているという話が出てきました。
コレは聞いてみて『確かに!』と大きく頷いたところです。



mixiはスマートフォンから見た際に非常に見づらいという意見をよく聞きます。
具体的にどういうインターフェイスかまでは私も最近あまりいじらないのでよくわかりませんが。


確かに、ガラケーからスマートフォンに移り変わるこの過渡期にmixiのスマートフォン対応(ただのスマートフォン対応ではなくスマートフォンの特性に最適化されたサービス設計も含んだインターフェイスの最適化)にあまりに遅すぎた印象はあります。そこで多くのユーザーを逃がし、twitterなどにだいぶ奪われたなという印象はあります。


結局、Facebookも試行錯誤してこうして今行き着いたように【タイムライン形式】がスマートフォンの特性に最適化されたインターフェイスであったと思うのですね。

そういった意味じゃ、Twitterなんてまさにタイムラインしかないし、この上ないスマートフォンに最適化されたシンプルで使いやすいインターフェイスですね。


Facebookもついこの前まではスマートフォンのアプリも起動後に立ち上がる画面はメニュー画面であったかと思うのですが改修してタイムラインが起動後に表示されるインターフェイスに変えてからだいぶ私の周りの評判いいですし、データは持ってないですけど、たぶん利用頻度も上がったんじゃないかと思っています。


スマートフォンユーザーって、あんま考えたくない人多いんじゃないかなぁと思うんですよね。

メニューがあってボタンを押して・・・ってちょっとでも考え選択してアクションしなくちゃいけないって面倒くさくなると思うんですよ。

起動したら勝手に情報が集まっててボタンなんか押さなくともそのままボーっとスクロールするだけで情報を一瞥できる、一つでもユーザーのアクションを減らす、ってそんな面倒くささをとことん排除した直観的デザインのインターフェイスって重要ですよね。それがタイムラインですね。


そして【タイムライン形式】であるってことが二つ目の要素である【刺激(情報の流れの速さ)】に繋がってくる思っております。女の子が言っていたのは『twitterの疾走感(情報の流れの速さ)を経験しちゃうとmixiの時の止まったような情報の遅さに辟易する』と。


そりゃそうですよね。mixiなんて似た者同士の自分のコミニュティ周りの内輪の人間しかいないもの、更新される情報も時間が止まっているように感じても仕方ない。

それに比べTwitterは外部の人間、有名人、ニュースまで入れ混じった多くの更新情報が一つの流れ(TL)に情報が集約されている様とは情報量も違いますし、その流れの速さ、疾走感とは比べ物にならないですよね。

一度経験すると戻ってこれないでしょう。大都会東京を経験しちゃうともう田舎になかなか戻れない感覚と同じで(違うかな?)。


投稿するにおいても、mixiだと自分の投稿や更新情報が案外残ってしまうということで躊躇する部分はあるけれども、Twitterではその雑多で速い流れの中に何か自分が投稿しても、すぐに流れていってしまうであろうと非常に投稿もハードルが低く気軽に投稿できると。

また、投稿へのフィードバックが表面化しない分、周りを気にせず投稿できるのもいいと。



最近の潮流としてそろそろ表面化して現れるんじゃないか?と思っているのがTwitterとFacebookどちらも使ってるユーザーの『Twitter』から『Facebook』への滞在時間のシフトの流れです。

決してTwitterは無くならないとは思いますが若干滞在する時間の量がシフトするだろうなと。


Twitterはその情報の流れの速さ、情報の濃さがまさに売りですが、それ故に「疲れる」ユーザーが増えてきます。

たとえば、受動的にしていても面白い呟きなど目に入ってくるので自然にフォローしていく人が増えていく⇒TLの情報量の多さ、濃さが増していく⇒TL上の情報を処理するのは非常に面白いが情報が濃いので時間を奪われる、エネルギーを要するとなりだんだん億劫になってくるケースが増えてくるだろうと考えます。


活字中毒者や情報中毒者、自分の情報処理と可処分時間のバランスを考慮しフォロー数を限定する人以外ではTwitterの情報処理が億劫になる流れがそろそろ来るんじゃないかと。

どんなものでもそうですが、どんなに有益な情報が詰まっていても処理に時間とエネルギーを要するものを人は倦厭するようになります。


そりゃそうだ。人の可処分時間は加速度的に減ってきている。
そんなことして時間を潰していられるほど人生は長くないと気付く人も出てくるだろう。


そこで、ちょうどいいエネルギー量、気軽さで情報処理、繋がってる感の維持が気軽にできるツールとしてFacebookはうってつけなのではないでしょうか?

mixiほど底の知れた内輪な人間だけでなく、ある程度ビジネスライクな仲だったりそれほど親しくない人も混在する中で更新される情報は時に意外性に富んでいるし、そこそこにWebのニュース記事はイイネ!やシェアで入ってくるし、時事のことも最低限の情報は入ってくるし、ある程度みんなが何やってるか分かる、インターフェイスもTL形式で処理も見やすいし情報処理が楽だ。


人は忙しいし、時間ないからね。こんなシンプルさと手軽さが重要なのよ。



うん、もう眠いから寝る。

おやすみ。


(アメブロをPCから見たときの読みづらさは異常・・・。腹立ちます)