ソーシャルネットワーキングサービスは人々のライフスタイルから
何から何まで大きく変えてしまったツールだなぁと今更ながらよく思います。(棒読み)


ぼく自身、今まで触れてきたソーシャルネットワークサービスは
≪mixi(大学4年間)⇒Twitter(大学卒業後継続中)⇒1か月前にFace Book開始≫
というような流れで触れてきました。


mixiは初めて触れたWEB上の自己表現の場として
あまりに衝撃的過ぎてそりゃーアホみたいに4年間使い通しました。(ここでは割愛)


それまではインターネットは何か調べごとするもの、
無料でAVを見れるところの2つしか使い道がないものと思ってましたし。


そりゃーmixiに何ら不満なく入り浸って使用しておりましたが
ある時に【Twitter】に触れたわけです。

なんも使い方の分からないTwitter。


初めは知り合いを何人かフォローしてみて。
次に孫さんとかホリエモンとか、特に興味もない勝間和代とかを
Twitterから勧められるまま鵜呑みにフォローしてみて、と。

まぁそこから憧れのWEBの社長さんとか何人かフォローしてみて、と。


自分の中で一番大きなTwitterとmixiとの違いは、
【閉鎖的な空間(身内)】と【外に開かれた大きな空間(社会)】って感覚の違いでした。


mixiでは内輪の数十人に向けてとにかく言いたいことを書きまくる、
心境を書く、近況を報告する的な使い方としてはアリなツールです。

たとえば、有名人でもタレントでもない自分の近況や心境をブログみたいに長文で
書く場合にはmixiのような場でしか誰も呼んでくれるモードにはならんでしょう。

確かに自分のことを長文で書きたいとなると唯一無二の環境でしょう、mixiは。



それほど長文テキストで自分の自己表現をしたいとなると、
一般の人はさほど多くないでしょうってことで写真をUPするとか、ちょっとしたことを
WEB上で表現しようとなるとTwitterのほうがよっぽどハードルが低く手軽なツールです。

としても、手軽さからか【ふと感じたレベルのこと】【思いつき】レベルの
ことを気軽に呟いても許される、間違ったことを呟いても許される寛容的な雰囲気があります。

タイムラインは流れるの早いしね。

また、mixiでは友達・知人の近況チェックにしか使えなかったが
Twitterではそれに+して興味ある分野の知識人、有名人など手軽に
同じフレームの中でチェックができるという『視野の広さ』。

mixiでは何か表現したくても、よくも悪くも内輪に向けてのみしか表現できないが
それに比べTwitterは顔も知らないような人達が見てくれる、その『リーチの広さ』。



それにTwitterで面白いこと言ってる人って大抵、知り合いや友達の身内じゃないですしね。
外部の著名人やどこかの顔も知らない人です。そりゃレベルが違います。


そこに慣れ親しんでからmixiに帰ってくると、

スタンドバイミーの映画の最後の少年たちのキメ台詞じゃないですけど
『いつも慣れ親しんだ街が小さく見える…』って感覚になるんだと思います。


ぼくも『なんだ、mixiってこんなちっちゃいツマんないとこなの!?』みたいな感覚になりました。

それに、僕がしばらくmixiを留守にして戻ってくると日記を更新する人は激減し、
それに対比して『mixiボイス』が最盛期でまるでTwitterのように
呟きのためのソーシャルネットワークサービスになってるじゃありませんか。

そりゃmixiを使いこないしてるユーザーはコミュニティ機能を駆使して
他のSNSでは味わえない恩恵を受けてたりしましたが、ユーザー比率として多くないでしょう。


『mixiボイス』は完全に身内のみに呟くTwitter。

ただ大きく違う点がもう一点あります。


そうです、あれです。『イイネ!』です。Facebookのパクリです(今更w)。


各つぶやきに『イイネ!』が押され、コメント挿入できる機能です。

何故だか知りませんが、この機能によりmixiボイスはあっという間に
リア充しか息のできない特殊空間を築き上げました。



格差が生まれたのです。



『ふふふо(ж>▽<)y ☆あたしお昼は丸の内のカフェでした~( ´艸`)プププ』
みたいな呟きに、『イイネ!』が怒涛のように押される始末。

どうでもいいコメントがアホのようにつく始末。


こんなの日記機能ではなかなか表面化しずらかった部分かと思うのですが
おもむろにTOPページ(マイページのTOP)に表れ出したことに
白けてしまったユーザーは正直、少なくはないでしょう。


ぼくもこのフワフワした特殊空間に、Twitterの殺伐としたタイムラインに
慣れ親しんでいただけに大きな衝撃を受けました。嫌いになりました。


『やってられねー』と。アウェイ感ってやつを感じました。


もともとマイミクという村コミュニティーの中で荒波立てずそれは良好な関係を安定かつ
継続的に築いていた住人は、どんなツマらない内容を呟いても誰かしらから
暖かいレスポンスが帰ってくるとなるとそりゃー気持ちいいでしょう。


それについていけなかった住人達はぼくを始め、おそらくmixiを卒業し
Twitterに鞍替えをしたんじゃないでしょうか。mixiがリア充の巣窟と揶揄されるのも納得です。


そのようなリア充、非リアの格差がmixiからTwitterへの移行を加速させた
影の大きな原因の一つではないか?とぼくは疑っている訳です。



さて、次はTwitterからFacebookへの移行をぼく目線で語ってみようと思います。

バイバイキ~ン