今回はこちらの和室(ふすまの奥の部屋右側)に窓を作っていきます。

 

ここは両親の居住スペースになる予定の部屋ですが、

窓がなくうす暗いためいつでも爽やかな日の光を取り入れられるようにしようという

作戦です。

 

窓がない?…じゃあ作ろう!

 

ということでやっていきます。

 

 

この部屋の壁に窓を作っていきます。

 

昔の家の壁は、竹をたてよこに網になるように縄で結んで

真砂土という特殊な土を塗って作られているそうです。

いわゆる土壁というやつですね☻

 

この壁もそのタイプの壁なので壊すときは

真砂土を掘って、竹を取れば壁を崩せます。

 

まずはじめに切り取りたい窓のサイズを測って、そのサイズに合わせて

トンカチを使って土壁を掘ります。

どんどん掘ると竹の網がでてくるのでそれを取り除いて、

あとはのこぎりなどを使って余分な竹を切って穴を広げていきます。

(写真は土壁をすべて掘ったあと)

 

これで無事に壁に穴が開いたので

つぎは窓の枠となる部分に木をはめ込んでいきます。

 

壁に穴を開け終え、木枠をはめ込んだ状態がこちら↓

 

 

つぎに、窓のサッシを取り付けていきます。

 

木枠にコーキング剤(隙間を埋めるためのボンドのような形状のもの)を塗って、

サッシ枠を取り付けます。

 

コーキング剤を塗った状態がこちら↓

 

 

サッシ枠を取り付けた状態がこちら↓

 

 

 

あとはメインの窓を入れれば完了です。

 

 

新しい窓もきっちり入って良い窓が完成しました。

部屋に光が入りこみこれだけで一気に部屋が明るくなった印象です。☻

作戦成功です。

 

今回の作業も父親が一人で行いました。

 

自分が手伝いに帰る前に家が完成してしまうのではないかと

不安になるくらいペースがはやいですが、

それ以上にやることもまだまだたくさんあるので、

今は見守っていきたいと思います。

 

 

つづく…