別院の駐車場を歩いていると、蝉が2匹死んでいた。よく観察すると無数の蟻が集っており、蝉を少しづつバラしては運んでいたが、軽くなると大勢でその物を担いで移動するのだろう。

蟻の行進をたどると5m先に巣があり、踏まれては可哀想と蝉を手に取り巣まで運んだ。蟻は「ありがとう」だったのか、それとも仕事の役割分担があり「いらぬ世話だ」だったのかもしれない。

世話をやくのはいいが、いらぬ世話では迷惑な話。世話をやけば徳を積むことになるが、迷惑な世話は徳にはならない。でも良かれと思っての世話だけに、気持ちよく受け取る方も徳を積むことになる。

「要らぬ世話の蒲焼」世話をやいた後に、今日は鰻の蒲焼をいただきました。