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他寺の本堂で遊ぶ孫だが、仏具が子供の遊び道具になるのはいい事だ。私も幼い頃から仏具に触れ、いつのまにか「自分は坊主になるんだ!」という自覚が生まれた。

特に木魚と太鼓はリズム感を養い、鐘や鈴は音程を学ぶ。お経は腹式呼吸で唱えるだけに「僧侶は歌が上手い」は、ここから来ているのかもしれない。

私は二本バチを使う太鼓が好きで、幼い頃から本堂でよくいろんなお経をドンドン叩いた覚えがある。寺は子供が喜ぶ楽器が多い。

「段々よくなる法華の太鼓」最近あまり耳にはしないが、「太鼓の音がよく鳴る」は「物事が良くなる」に例えたもの。

法華信者にしてみれば、太鼓を叩けば叩くほど(お題目を唱えれば唱えるほど)ご利益があるとなるのでしょう。