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ご法事で来られたご主人に『髪を染めているのですか?』「いいえ、白毛がないんです。よくカツラをかぶっているの?と言われます」70歳を過ぎてもこの髪は、まさに奇跡ですね。

納骨堂見学者が来られる度に尋ねられるのは「この納骨壇には名前が二つありますが、どうしてですか?」『両家のご両親が入っています』「えっ!名前や宗派が違ってもいいのですか?」

当寺の納骨堂では最近、連名の方が増えています。だが「名前が違うと先祖がケンカをする」「宗派が違うとご本尊同士がケンカをする」と、まことしやかに説明する僧侶がいる。

亡くなられた方のことを「仏さん」というが、心が仏であり争い事はしない。ましてやご本尊さまは、悟りの世界であり「お釈迦さまと阿弥陀さまが、取っ組み合いのケンカをしている」とは考えられない。

あくまでも納骨壇は、亡骸を安置する場所。縁のある皆様がたが仲良く入り、魂はこの世の生き様であの世の行き先が決まります。