今から28年前に25年住宅ローンを組み、本院の道場を建立した。この道場があったからこそ、独立後の宗教法人格も取得できた。
道場のステンドグラスは当初予定にはなく、設計士が「ここにステンドグラスが入るといいね」の言葉に『入れましょう』と私は即答し、有名な作家を訪ね直談判した。作家が私の熱意を快く受け入れてくれた後『実はお金がないのです』
この土地を買って道場と庫裡を同時に建てたが、諸事情でまるでお金がない時だった。その時に身をもって感じたのは、チャンスはいつも目の前にあるのだがそれに気づかない。
チャンスが目に前に来たときはいつも、「お金がない」「忙しい」「それどころではない」そんな時に限って来るのです。これは本気かどうか、神仏に試されているようです。