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別院に書道の先生が来られ、私以外の家族は孫も含め熱心に指導を受けている。坊守の同級生が書道家であり、月に二回だが書くことが好きな私の家族だけに上達も早い。

私も幼い頃は書家の父ではなく、外部から先生を招いて習っていた。よく「お父さんから習っているの?」と聞かれたが、勿体ない話だが身内では甘えて真面目に練習をしないのだ。

私は幼稚園から習っていたが、その時に坊守も同じ本堂で書を習っていた。この事は結婚してから判明したのだが、その時から縁があったのだろう。

常日頃から『坊主はお経がうまい、説教がうまい、それに書がうまくなければ生き残れない』と、若い僧侶には言っている。どんなに下手でも毎日少しでも書けば、いやでも上手くなる。