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最近観た映画で最も感動したのは【殿、利息でござる】正直、タイトルからいって期待しなかったが、宿場町の窮状を救った町人たちの記録を映画化し、実際にあった話だけに興味がある。

この町人たちが苦しい中から私財をなげうって、宿場町を救うという話だがその中身がすごい。今のお金に換算すると、何千万円から多い人は億という金銭を工面した。

そこには仲間内で、厳しい“つつしみの掟”があった。
・喧嘩や争いは つつしむ
・計画についての口外を つつしむ
・寄付するときに名前を出すことを つつしむ
・道を歩く際も端を歩くよう つつしむ
・飲み会の席でも上座に座らず つつしむ

以上の五か条だが、これは政治家、いや僧侶も大いにつつしまなければいけない内容だ。ひとつ気になったのが、写真の住職は袈裟からすると禅宗系なのだが数珠は日蓮系。私はどうもそっちに目がいってしまった。