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別府別院をグーグルマップで上から見ると、屋根のほとんどが銅板である事がわかる。昔は銅板を使用すると、値段は高いが半永久的に腐ることはない?と聞いていた。オーバーな表現だが、瓦よりも持ちがいいという事なのだろう。

だが最近は酸性雨に弱いとか、温泉の湯気で腐るだとか言われているので、なんか話が違うようだ。板金職人から「お金に困ったら、この銅板をはがして売ればいいですよ」それは建て替えの時ですね。

ここは元私学校であり、築後二十年の保養所だった。ここを別院として決断したのは、建物が立派とか立地条件がよいという理由だけではなかった。

候補地を探していた時に「自分が生まれ育った寺が眺められ、両親の墓が拝める場所」が第一の条件だったのだ。某宗派の宗祖が「生まれ故郷にあるご両親の墓を拝するために、この地に庵を結んだ」という案内文を思い出した。