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本院と大分別院の漆喰の壁には、写真のようなエンゼルが鏝絵で描かれている。ここ大分には著名な鏝絵作家がおられ、私が理想とする宗教観を鏝絵で表現してくれた。

お参りに来られた方が「エンゼルは仏教ではないですよね」とよく言われるが、よく見るとエンゼルは蓮の花や花びら、それに茎や葉を手にしている。

蓮の花は仏教を象徴するものであり、仏教もキリスト教も真理は同じという事を表現したかった。だが中には排他的な宗教や宗派の方からは「ふざけている」と言われた事もある。

それら真実は、あの世に行けば理解できることであり、いつの日か、この蓮の花を手に持つエンゼルが、当たり前のように受け入れられる時が来ることを私は信じます。