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今回のお盆では、行き違いのトラブルが1件あった。初盆ではなく棚経だったのだが、寺務所で受けた電話での日時と、相手側の考えていた日時が違っていたのだ。

日頃から私が細かく指導しているので、事務処理には絶対の自信がある。だが今回は「言った・言わない」の問題であり、私が今朝謝罪にうかがった。
 
自営業をしていると、こんなトラブルはよくあるらしいが、受ける方としてはともかく謝るしかない。お経の後に先ずは謝罪をして、お付き合いの長い家なので私の胸の内を伝えた。
 
まずスタッフに対し電話で怒鳴った件。『私はあなたがいい人というのは知っているが、若いスタッフにしてみれば恐怖でしかない。大声を出したら負けであり、そんな人だとレッテルを貼られてしまう。もったいない!』私よりもだいぶ年上だが、正座して神妙に聞いておられた。

しばらく話をすると相手は落ち着き私もスッキリしたので、その後は世間話となった。こんな時はたとえ相手の勘違いでも、こちらが謝ることから解決にむかう。若いスタッフには『これくらいは序の口、時にはバカになりなさい』
 
【馬鹿になりますと気が楽になります。本当のものが見えます。本当の仕事ができます。すばらしいものが発見できます。他人に対して腹がたたなくなります】