仏事でお参りに来られた故人の孫であるAさんと、Facebookでお友達になった。Facebookでの友達は大半が僧侶であるが、中には信者さん関係の方もおられる。寺の情報発信の手段として、年に何度か「寺報」を郵送する寺院が多い。
当寺も寺報を検討したが、紙媒体は手間と費用がかかり、一度読んだら捨てられる場合もある。しかも読んでくれるのはご年配に限られ、若い方たちは「寺はじいちゃんや婆ちゃんに任せている」と無関心が多いのも現実。住職の努力で内容が充実していて、祖父母→両親→孫と読んでいただけるのが理想だ。
それに比べて今の時代は、ネットを利用する方が早く安くてエコ。当寺は私のブログとFacebookで情報を発信し、孫→両親→祖父母と伝わることを望んでいる。今回のように孫が友達申請すると承認し、家に帰って家族に「住職さんがこんな事を言っている」と、そこで楽しい会話が生まれると嬉しい。
信者さんの全員がネットを利用しているわけではないが、これからのご縁には大いに期待できる。