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葬儀が終わり、車で2時間かけて現地に到着。今まで訪れたことのない地区だけに、狭い道路は緊張する。今回は仏壇閉眼のお経なのだが、家を壊す前だけに電気はなく、ロウソクの明かりを頼りにお経を読んだ。


お経はそれだけではなく、神棚や台所の三宝荒神それに日本人形のお祓い、それに新築する家屋の方位や間取りの相談もあった。


60(ロクマル)ハウスといって、「60歳で家を建てる」という本がある。それには「60歳からの人生をどう生きていくのか?」「身の丈にあった必要十分な家とは?」「60歳になって本当に自分が住みたいと思える家とは?」などが書かれている。今回の家がまさにそれであり、平屋で別荘感覚でもある。


今回の件は家屋よりも庭に問題がある。広大な敷地だけに、庭の草取りや剪定は誰がするのか。自分が何もかもできる範囲内で、ゆっくり老後を楽しんだらいい。